二つの市場、一つの関係
本当の意味での日豪の協業は、紹介だけでは生まれません。
日本とオーストラリアは、アジア太平洋地域でも特に深い経済関係を築いてきました。
しかし、提携の成否が資本だけで決まることはほとんどありません。
戦略的な意図、組織文化、意思決定のあり方、経営哲学、長期的な目標、そして事業の背景にいる人々。成否は、それらをどれだけ理解できるかにかかっています。
日豪パートナーズは、その二つの世界の間で仕事をしています。
オーストラリア企業に対しては、日本から自社がどう見えるのかを理解し、真に戦略が一致しうる日本の組織を見極め、最初の接点から長期的な協働に至るまで関係を形づくるお手伝いをします。
日本の組織に対しては、明確に定められた戦略的優先事項に合致するオーストラリアの企業、オーナー、経営陣、機会への確かなアクセスと、それらを適切に評価するために必要な現地の文脈を提供します。
ご紹介は、始まりにすぎません。


事業内容
紹介の前に、戦略を。
- 01戦略的パートナーシップ日豪の企業が共に取り組むことで、より大きな長期的価値を生み出せる領域を見極め、それを実現するための戦略的な論理、ポジショニング、関係づくりを形にします。
- 02戦略的資本長期的な日本の資本を求めるオーストラリア企業と、オーストラリアで戦略的に意味のある機会を求める日本の事業会社、投資家、金融機関の双方と協働します。戦略的出資、プロジェクト投資、合弁事業、ストラクチャード・キャピタル、長期的な機関投資家との関係などが対象です。
- 03M&A・コーポレートデベロップメントオーストラリアの非上場企業の案件を発掘して日本の戦略的買い手に向けて位置づけるとともに、オーストラリアでの買収、投資、新たな事業基盤を求める日本の組織と協働します。
- 04クロスボーダー市場戦略オーストラリア企業には、自社の事業、経営、目指す姿を日本に向けてどう位置づけるべきかを、日本企業には、オーストラリアで事業を立ち上げ、拡大するために必要な商環境、機会、関係を理解するお手伝いをします。
- 05戦略的案件発掘明確に定められた日本の戦略的優先事項に沿ってオーストラリアの機会を特定し、明確に定められたオーストラリアの目標に沿って日本側の相手先を特定します。
価値の生み出し方
準備の質が、関係の質を変えます。
国境を越えた関係は、双方が相手の組織、人、そして戦略的な意図を正しく理解したときに成功します。
日本と向き合うオーストラリア企業には、日本の組織がどのように機会を評価し、合意を形成し、信頼を築くのかへの理解が必要です。
オーストラリアと向き合う日本の組織には、所有構造、経営陣、商慣行、市場環境、そして機会の背後にいる人々についての、確かな現地の文脈が必要です。
日豪パートナーズは、双方がより良い対話に臨めるよう準備します。
- 戦略的なストーリーを描きます。
- 真の一致がどこにあるのかを見極めます。
- 国境を越えた対話に向けて、組織を準備します。
- 適切な相手先と対話を始めます。
- 双方の文脈と反応を読み解き、伝えます。
- そして、信頼が育つまで関わり続けます。
これは単なる紹介のプロセスではありません。 戦略的な関係を、規律をもって築いていくことです。
日本からの視点
企業が何をしているかと同じくらい、どう理解されるかが重要です。
優れたオーストラリア企業であっても、それだけで日本にとって魅力的な戦略パートナーに映るとは限りません。
日豪パートナーズは、こうした問いが投げかけられる前に、オーストラリア企業がその答えを用意できるよう支援します。
日本の読み手から信頼を得るために必要なストーリー、戦略的な論理、そして資料を丁寧に整えます。
日本の意思決定者が通常知りたいと考えること
- 誰が事業を所有しているのか。
- 誰が率いているのか。
- 経営哲学は何か。
- 意思決定はどのように行われるのか。
- これまでに何を築いてきたのか。
- その企業は何を大切にしているのか。
- 経営陣は事業を将来どうしたいのか。
- なぜ日本との関係が戦略的に意味を持つのか。
理解は、双方向でなければなりません。
私たちは、日本の組織がオーストラリアの企業、経営陣、所有構造、市場機会を、確かな現地の文脈をもって読み解くお手伝いもしています。協働を成功させるには、機会だけでなく、その背後にある組織と人を双方が理解することが欠かせません。
対象分野
分野への深い知見と、日豪に絞った焦点。
- 不動産・住宅住宅開発、住宅事業、Build-to-Rent(賃貸住宅開発)、オルタナティブ不動産、不動産分野の戦略的提携、国境を越えた投資。
- 産業・先端製造エンジニアリング、先端製造、テクノロジー、防衛関連の技術・能力、戦略的な企業投資。
- 食料・農業・自然資本農業、たんぱく質、食料安全保障、サプライチェーン、土地、加工、自然資本に関する機会。
- 金融サービス・プライベートキャピタルプライベートエクイティ、オルタナティブ資産、金融サービス、機関投資資金、戦略投資。
- エネルギー・インフラエネルギー転換、インフラ、脱炭素、重要資産、長期投資。
- ヘルスケア・ライフサイエンスヘルスケア、医療機器、バイオテクノロジー、ライフサイエンス、国境を越えた企業の成長。
日豪経済の現在
成熟した関係が、新たな段階に入っています。
- 日本からオーストラリアへの直接投資残高(2024年)
- A$1,595億日本からオーストラリアへの直接投資残高(2024年)
- オーストラリアへの直接投資国としての日本の順位(2024年)
- 第2位オーストラリアへの直接投資国としての日本の順位(2024年)
- 日豪間の財・サービス貿易総額(2025年)
- A$975億日豪間の財・サービス貿易総額(2025年)
出典:オーストラリア政府 外務貿易省(DFAT)Japan country brief
関係は変わりつつあります。
日本からオーストラリアへの投資は、これまで資源、エネルギー、大規模インフラに集中してきました。
現在、日本企業は成長、テクノロジー、住宅、食料安全保障、金融サービス、ヘルスケア、そして新たな事業基盤をますます求めるようになっています。
機会は、個々の資産への投資から、日豪の企業同士のより深いパートナーシップへと移りつつあります。
資産から、企業へ。取引から、関係へ。
私たちの特徴
日豪双方における、確かな判断力。
日本を深く理解
日本での数十年にわたる直接の経験が、相手先の見極め、意思決定の読み解き、機会のポジショニング、そして長期的な関係の導き方を支えています。
オーストラリアを内側から理解
オーストラリアのオーナー、取締役会、CEO、投資家、経営陣との関係が、オーストラリア市場を形づくる企業、人、機会への直接の洞察をもたらします。
パートナーが直接関与
パートナー自らが関わり続けます。関係の始まりに助言する者が、その関係が育つ過程にも関与し続けます。
独立した判断
活動のための紹介はいたしません。双方が対話する確かな戦略的理由がある相手先に絞って取り組みます。
関係を起点に、実行まで
スキームは相互理解の後に来るべきだと考えています。ご紹介は仕事の始まりであり、終わりではありません。
論考
日豪の関係をめぐる、私たちの考察。
- 不動産・住宅日本の資本は、なぜオーストラリアの住宅開発を変えつつあるのか日本の住宅グループは、プロジェクト単位の資金提供から長期的なプラットフォームへと軸足を移しつつあります。それがオーストラリアの開発事業者と、そのパートナー選びに何を意味するのかを考察します。準備中
- オーストラリアにおける日本取引から提携へ:日本企業はオーストラリア企業をどう評価するのか財務実績は評価の一部にすぎません。所有構造、経営者、理念、そして長期的な意図が、同じくらい重く見られることが少なくありません。準備中
- 日本におけるオーストラリア日本との最初の面談が、最も重要な面談になることは少ない日本での意思決定は、面談と面談の間で形づくられます。最初のプレゼンテーションよりも、準備、フォロー、一貫性が大切な理由を整理します。準備中
- 日豪関係日豪:戦略投資の次の段階資源やインフラから、企業、テクノロジー、新たな事業基盤へ。日豪の関係がどのように再定義されつつあるのかを考えます。準備中
日豪
社名の「日豪(Nichigo)」は、日本とオーストラリアを表す二つの漢字を組み合わせたものです。
私たちが取り組むのは、この一つの関係だけです。
日豪の関係を一度きりの取引ではなく、長く続く何かを築く機会と捉える組織と共に仕事をしています。
メンバー
機会が生まれる前から、積み重ねてきた経験。
日豪パートナーズは、日本とオーストラリアのビジネス、資本市場、投資、企業間関係にまたがる数十年の直接の経験の上に築かれています。
パートナーは、自らが生み出す関係に直接関わり続けます。

共同創業者 兼 マネージングパートナー
30年以上にわたり、日本とオーストラリアの間で、投資銀行、資産運用、コーポレートアドバイザリー、そしてクロスボーダー投資に携わってきました。
日本語に堪能で、日本で12年間暮らし、一橋大学で経済学修士号を取得しています。モルガン・スタンレー、ドイツ銀行、みずほ証券で要職を歴任したほか、二つのオルタナティブ資産運用会社を共同創業し、運用資産10億米ドル超の規模に育てました。
日本の金融機関、事業会社、投資家と幅広く仕事をしてきた経験から、日本の組織がどのように機会を評価し、信頼を築き、長期的な戦略判断を下すのかを深く理解しています。
日豪パートナーズでは、日豪の企業と共に、真の戦略的な一致がどこにあるのかを見極め、相手の市場に向けて機会を適切に位置づけ、長期的な提携、投資、M&A、そしてより幅広い企業間協働へと発展しうる関係を築いています。
オーストラリア企業にとっては、日本から正しく理解され、戦略的に意味のある存在になること。日本企業にとっては、自らの長期的な目標に合致するオーストラリアの企業、経営陣、機会への、確かな情報に基づくアクセスを得ることを意味します。
一つの取引をはるかに超えて価値を生み出す、長く続く日豪のパートナーシップを築くことに、特に強い思いを持っています。
David Hassettパートナー2002年に設立した、メルボルンのエグゼクティブサーチ・戦略的人材アドバイザリー会社The Hassett Groupの創業者兼マネージングディレクターです。オーストラリアの経営層との長年の関係が日豪パートナーズの案件発掘を支え、オーストラリア企業には日本への信頼ある道筋を、日本のクライアントにはオーストラリアのオーナー、意思決定者、オーナー企業への直接のアクセスをもたらしています。
Rory DoranパートナーThe Hassett Groupのディレクターとして、エグゼクティブ、営業、マーケティング、オペレーション領域のプラクティスを率いています。日豪パートナーズでは案件発掘とオーストラリア企業との関係構築に注力し、オーストラリア企業には日本のパートナーが長期的な価値を生む領域の見極めを、日本のクライアントには市場インテリジェンスとオーストラリアの経営陣やオーナー企業へのアクセスを提供しています。
Yusuke Jayアソシエイトディレクター日豪パートナーズの日本側の事業開発を統括し、特に日本の買い手と投資家に注力する、当社の日本における窓口です。京都で育ち、シドニーを拠点に活動しています。日豪の市場参入を支援するCubic Innov8の創業者兼CEOでもあり、日英バイリンガルです。
ふさわしい関係は、企業の進む道を変えることがあります。
日本を検討されているオーストラリア企業、オーストラリアを検討されている日本の組織、そして信頼できる日豪のパートナーをお探しのアドバイザーの皆さまへ。最初の一歩は、成功した関係が何をもたらしうるのかを理解することです。